本センターの二宮啓教授と共同執筆者が2026年度日本質量分析学会の論文賞を受賞しました

2026年06月17日

令和8年6月10日~12日に横浜市にあるパシフィコ横浜会議センターで第74回質量分析総合討論会が開催され、その2日目の6月11日に各賞の授賞式があり、大学院修士課程デュアルディグリープログラムで杭州電子科技大学と山梨大学両所属のLei Liさん、杭州電子科技大学のQiangqiang Xie Assistant professor、電気電子情報工学系のチェンリーチュイン准教授、本センターの二宮啓教授が共同で執筆した論文が学術上特に注目すべき内容を有するものと認められ、2026年度日本質量分析学会論文賞(第28号)を受賞しました。
受賞の根拠となった論文題目は「Click-and-Analyze: Automated Pinpoint Ambient Mass Spectrometry with Sheath-Flow Probe Electrospray Ionization」(クリックしたら分析:シースフロー探針エレクトロスプレーイオン化による自動ピンポイント質量分析)です。この論文は日本質量分析学会が発行する英文雑誌Mass Spectrometryの第14巻1号・論文番号A0179として2025年12月に公開されました。二宮啓教授は「この論文は、もとのままの試料を開発した装置の試料台に置き、カメラで撮影した試料の分析したい場所をパソコン画面上でクリックするだけで、試料の採取からイオン化まで装置が自動で行って質量分析まで完了できることを実証したものです。この自動採取イオン化装置は時間や労力のかかる分析現場で有効な技術なのでぜひ実用化を目指したい」とコメントしています。

賞状と開発中の自動採取イオン化装置

Next